2014年9月6日土曜日

理学部陸水環境科学実習

9 月1日~5日の5日間、理学部3年生を対象とした「陸水環境科学実習」が水圏センターで行われました。この実習では、霞ヶ浦(西浦・北浦)を調査 フィールドに、陸水環境科学、とくに湖沼に関わる環境科学の基礎をじっくりと学びます。今回は、次のようなメニューでした。

<今回の実習メニュー>


1日目:
    <午前から夕方>
     バスツアー:霞ヶ浦(西浦)の自然・再生植物帯での調査
            (人工池での沈水植物の観察も)
     特定外来生物カワヒバリガイの観察と採集
 二枚貝の濾過摂食実験 
<夕方~夜>
  チャネルキャットフィッシュ駆除釣り大会
2日目:船上での湖沼調査、湖心部と沿岸部での環境要因調査・生物調査など
(クロロフィル量の測定、パックテスト、イオンクロマト、ユスリカ幼虫の拾い出し・同定、動物プランクトンの同定・計数も学ぶ)など)

     放射能測定実演など
3日目:各種漁具(手網、投網、定置網、地曳網)での魚類の採集
魚類の観察・同定・胃内容物解析と食物網図の作成
4日目:センター内の見学とモーニングセミナー
     データ整理・実習成果発表会準備、小レポート作成
5日目:まとめのディスカッション

*釣り大会時に大風が吹いたりもしましたが、5日間にわたって、霞ヶ浦でのさまざまな実習メニューに真剣に取り組んでくれたので、TA&教員も安心しました。実習生のみなさん、本当におつかれさまでした。また、いつでもいらしてください。(TA&教員一同)

北浦の沿岸帯で魚類・エビ類採集のあとの一コマ

水路での魚類調査について説明中

投網で魚をとっているところ

夜間に釣れた外来ナマズ

BBQで懇親会

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