ソウギョ(草魚) 全長122cm |
霞ヶ浦・北浦を含む利根川水系には、1940年代に食糧増産などを目的に中国揚子江原産の種苗が放流されました。その後、自然繁殖するようになり、利根川水系に定着しました。ちなみに、このソウギョの種苗に混入して、タイリクバラタナゴやハクレンなども侵入してきたとされています(タイリクバラタナゴは日本固有のニッポンバラタナゴを絶滅の危機に追いやっている外来魚、ハクレンは繁殖時に水上にジャンプする画像がテレビでよく映される巨大魚)。
ソウギョ(草魚)は水草をよく食べる習性があるため、最近は、除草のために各地の公園池やお堀などにも放流されています。ただし、希少な水草までも食べてしまうことから、環境省によって「要注意外来生物」として扱われています。
それにしても、これほどのサイズのソウギョは、教員も学生もはじめて見ました。(加)
居合わせたメンバーとともに。デカい! |
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