6月15~19日に、北浦全域での仔魚調査が行われました。写真は、水圏センターの実習船で、大型プランクトンネット(口径1m、長さ3m)を曳いて、仔魚を採集しているところです。4月に実施した時は、ワカサギやシラウオの仔魚が多数採れましたが、今回は佃煮の材料にされるゴロ(ハゼ科複数種)の仔稚魚が多く、地点によって分布に偏りが認められることもつかめそうです。
この調査は、水圏センターを利用して霞ヶ浦での仔稚魚研究を継続している東京海洋大院生Aさんが主体で行っているものです。水産有用種を含む魚類の子供たちが湖のどのような環境を利用しているのか?それを調べるための地道な調査が続きます。
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北浦の沖帯で大型プランクトンネットを曳いているところ |