<この日のメニュー>
1. 水圏センターの施設紹介・ご利用案内
2. モーニングセミナー(=研究交流会)
・センターの研究の概要
・センター所属の大学院生の研究紹介
(霞ヶ浦のハゼのはなし / 涸沼の魚のはなし / 放射線物質の計測方法など)
・国分寺高校のみなさんの研究紹介(淡水魚の耳石の分類のはなし)
3. センター内の見学
(大学院生の案内で、いろいろ見たり、触ったり・・・、センターをプチ体験)
センター内では、私たちが行っている水質、地形・地質、底生生物、魚類の研究の様子などを、ありのままに見てもらいました。この日は、さまざまな漁具や湖沼観測機材、研究に使う小物、学会発表のポスターなどのほかに、センター所蔵の1960年代の涸沼産魚類標本(ほぼ地域絶滅の涸沼産ニシンも含む)、霞ヶ浦・北浦の古地図や1970年代の沈水植物の標本、魚類の軟硬骨透明二重染色標本、チャネルキャットフィッシュの骨格標本、センター周辺の地層の剥ぎ取り標本なども展示してありました。普段から生きものの研究をしている高校生たちに、いろんな点で興味をもってもらえたようで、こちらとしても安心しました。
研究交流会では、生物部の方々がハイレベルな魚の研究をなさっていることを聞き、センターの大学院生&教員ともに、とてもよい刺激になりました(若干、ビビりました)。次は、一緒にフィールドに出たいと思います。またのご来訪を、お待ちしております。(加)
大学院生の発表 |
高校生の発表 |
投網を実演!・・・魚模型を見事に捕えてるぞ |
玄関の水槽の雑魚たちを見学中 |
実験室で霞ヶ浦のさまざまな魚類標本を観察 |
1960年代の茨城県涸沼の標本(今はほぼ絶滅状態のもの) |
屋上のライトトラップを見ているところ |
屋上の風速・風向計の前にて |
古地図で霞ヶ浦の今昔を確認。貴重な水草標本は手前。 |
さまざまなユスリカの下唇版などを観察中 |
堆積物のコアも観察中 |
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