2014年3月8日土曜日

今年も公開シンポジウム「霞ヶ浦流域研究2014」を開催

 水圏センター主催の公開シンポジウム「霞ヶ浦流域研究2014」が開催されました。80名以上の皆さまにご来場いただきました。霞ヶ浦周辺で研究をする大学生や高校生、研究者だけでなく、市民の方々や他地域の教育研究機関や行政の方々にもご参加いただきました。
 今回のシンポでは 、霞ヶ浦やその周辺水域の最新の研究成果を、皆さまと共有することができました。総合討論のなかでは、「さまざまな湖沼環境問題に直面している霞ヶ浦がフィールド実践教育の場としてとても重要であること」も、再認識させていただきました。
 こうした研究成果を地域に還元する試みは、今後も様々な形で続けていきたいと思います。本シンポは、来年も実施予定ですので、お楽しみに!(センタースタッフ一同)

学生が研究成果を発表しているところ



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公開シンポジウム「霞ヶ浦流域研究2014

日時:201438日(土)11001630 (受付開始1030 
会場茨城県鹿嶋市立中央公民館 (茨城県鹿嶋市宮中4631番地1 
主催:茨城大学広域水圏環境科学教育研究センター
共催:茨城大学重点研究「霞ヶ浦流域再生プロジェクト-参加型流域管理に向けて-」
参加費無料・事前申し込み不要

【プログラム】

1100  開会   中里 亮治茨城大学広域水圏センター副センター長)

学生の

1105 淡水魚の放射性セシウム濃度の非破壊測定方法の確立と魚類 
     体内の放射性セシウム低減化方法に関するいくつかの検討
矢部 貴大 (茨城大学理学部
1120 北浦とその流入河川における淡水エビ2種の季節的出現と分布
滑川 結香 (茨城大学理学部
1135 霞ヶ浦の堤脚水路と沿岸帯の魚類群集
猪狩 健太 (茨城大学理学部
 1150 茨城県北浦の沿岸帯におけるチャネルキャットフィッシュ
 の生息場所利用と食性
遠藤 友樹 (茨城大学理学部
12051300 休憩 & 清真学園高校のポスター発表
1300 霞ヶ浦におけるユスリカ幼虫の分布と影響する環境要因
内藤 健太 (千葉大学大学院教育学研究科
1315 湖底堆積物中の放射性セシウムの鉛直分布におよぼす
     生物攪乱の影響について
井墉 勇太 (茨城大学大学院理工学研究科
1330 茨城県涸沼の塩性湿地における魚類の生息場所利用
金子 誠也 (茨城大学大学院理工学研究科
1345 都市公園池におけるブルーギルの衰退と在来魚の増加
赤木 光子 三重大学大学院生物資源学研究科
14001415 休憩

研究者の 

1415 霞ヶ浦と流入河川における炭素・窒素安定同位体比を
        用いたヌマチチブとトウヨシノボリの回遊履歴の解明
増子 勝男 ミュージアムパーク茨城県自然博物館
1430 「降雨時における市街地の負荷流出特性について
神谷 航一 霞ケ浦環境科学研究センター
 1445 「農業系面源負荷の問題点-蓄積窒素について-
黒田久雄(茨城大学農学部)
1500 「霞ケ浦及び北浦におけるワカサギのふ化時期と動物
          プランクトンとの関係
所  史隆 茨城県水産試験場内水面支場
1515 「余郷入り導水路の二枚貝類の生息状況
萩原 富司 霞ヶ浦市民協会
1530  総合討論
 1615  閉会  加納 光樹(広域水圏センター准教授)

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