今回のシンポでは 、霞ヶ浦やその周辺水域の最新の研究成果を、皆さまと共有することができました。総合討論のなかでは、「さまざまな湖沼環境問題に直面している霞ヶ浦がフィールド実践教育の場としてとても重要であること」も、再認識させていただきました。
こうした研究成果を地域に還元する試みは、今後も様々な形で続けていきたいと思います。本シンポは、来年も実施予定ですので、お楽しみに!(センタースタッフ一同)
学生が研究成果を発表しているところ |
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公開シンポジウム「霞ヶ浦流域研究2014」
日時:2014年3月8日(土)11:00~16:30 (受付開始10:30)
会場:茨城県鹿嶋市立中央公民館 (茨城県鹿嶋市宮中4631番地1)
主催:茨城大学広域水圏環境科学教育研究センター
共催:茨城大学重点研究「霞ヶ浦流域再生プロジェクト-参加型流域管理に向けて-」
参加費無料・事前申し込み不要
11:00 開会 中里 亮治(茨城大学広域水圏センター副センター長)
学生の部
11:05 「淡水魚の放射性セシウム濃度の非破壊測定方法の確立と魚類
体内の放射性セシウム低減化方法に関するいくつかの検討」
矢部 貴大 (茨城大学理学部)
11:20 「北浦とその流入河川における淡水エビ2種の季節的出現と分布」
滑川 結香 (茨城大学理学部)
11:35 「霞ヶ浦の堤脚水路と沿岸帯の魚類群集」
猪狩 健太 (茨城大学理学部)
11:50 「茨城県北浦の沿岸帯におけるチャネルキャットフィッシュ
の生息場所利用と食性」
遠藤 友樹 (茨城大学理学部)
12:05~13:00 休憩 & 清真学園高校のポスター発表
13:00 「霞ヶ浦におけるユスリカ幼虫の分布と影響する環境要因」
内藤 健太 (千葉大学大学院教育学研究科)
13:15 「湖底堆積物中の放射性セシウムの鉛直分布におよぼす
生物攪乱の影響について」
井墉 勇太 (茨城大学大学院理工学研究科)
13:30 「茨城県涸沼の塩性湿地における魚類の生息場所利用」
金子 誠也 (茨城大学大学院理工学研究科)
13:45 「都市公園池におけるブルーギルの衰退と在来魚の増加」
赤木 光子 (三重大学大学院生物資源学研究科)
14:00~14:15 休憩
研究者の部
14:15 「霞ヶ浦と流入河川における炭素・窒素安定同位体比を
用いたヌマチチブとトウヨシノボリの回遊履歴の解明」
増子 勝男 (ミュージアムパーク茨城県自然博物館)
14:30 「降雨時における市街地の負荷流出特性について」
神谷 航一 (霞ケ浦環境科学研究センター)
14:45 「農業系面源負荷の問題点-蓄積窒素について-」
黒田久雄(茨城大学農学部)
15:00 「霞ケ浦及び北浦におけるワカサギのふ化時期と動物
プランクトンとの関係」
所 史隆 (茨城県水産試験場内水面支場)
15:15 「余郷入り導水路の二枚貝類の生息状況」
萩原 富司 (霞ヶ浦市民協会)
15:30 総合討論
16:15 閉会 加納 光樹(広域水圏センター准教授)
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