2013年6月17日月曜日

魚類学の特別講義を実施

水圏センターの講義室で、大学院生向けの魚類学の講義を実施しました。今回は、魚類の系統、体の構造や機能、生態学的な特性などを、掘り下げて学ぶ内容にしました。何ごとも実物を見ないと理解が深まらないのでは、、、ということで、講義のラストに近くのスーパーで仕入れてきた食材(マアジ、トビウオ、マダイ、クロソイ)を観察・解剖するというプチ実習も行いました。

学生たちはなかなか巧みな手さばきで、マダイの胸びれ付け根の肩甲骨+烏口骨(その形状が魚のかたちに似ていることから、タイのなかにタイがあるという意味で、鯛の鯛とも呼ばれる骨)や耳石(年輪が形成され年齢が読み取れる石)を取り出してくれました(加)。


上:タイのタイ(=マダイの胸びれ付け根の肩甲骨+烏口骨)
下:左からマダイの耳石、トビウオの耳石、マアジの耳石



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