先生方は大変熱心で、センタースタッフ&お手伝いの学生たちは、終始圧倒されながら、楽しく過ごせました(こちらの方が勉強になりました)。またのお越しをお待ちしております。
■概要
霞ヶ浦を構成する湖の一つである北浦を調査フィールドに、湖沼の生物の観察と調査方法を学ぶ。また、茨城県産の地魚(アジ、サバなど)を用いた魚類の解剖も学ぶ。野外と実験室内での実習で盛り沢山な内容。
■実習内容
・1日目
7月30日(火) 13:30~16:30
茨城県産の地魚(アジ・サバなど)を用いた魚類学実験
最も身近な動物の一つである「魚類」について、系統分類学的な位置、体の構造や機能、生態学的な特性などを、他の動物との違いから説明しました。さらに、茨城県産の地魚(アジ、サバなど)を観察・解剖し、魚類の外部・内部形態とそれらの機能特性について深いところまで理解していただきました。
地魚(アジ、サバなど)を解剖中 |
7月31日(水) 8:30~16:30
霞ヶ浦の生物調査―①魚類
霞ヶ浦を構成する湖の一つである北浦を調査フィールドに、魚類調査を中心に実習を行いました。午前中にヨシ帯と護岸帯での地曳網、投網、定置網、手網、釣り具などを用いた魚類の採集をおこない、午後に室内作業として魚類の観察・同定・計数・食性解析を実施しました。
ヨシ帯での魚類採集 |
釣り、投網などでの調査 |
30分ほどの釣りで外来ナマズがたくさん! |
収穫物を調理! |
8月1日(木) 8:30~11:30
霞ヶ浦の生物調査―②水質、プランクトン、ベントス
2日目の霞ヶ浦の生物調査のつづきです。茨城大学の船を使って北浦に出かけ、船上実習として水温、透明度、溶存酸素量等の測定、プランクトンやベントスの採集などを行いました。採集した水等は持ち帰り、水質分析、クロロフィル測定のための濾過、ベントスソーティング、プランクトンの顕微鏡観察などを実施しました。
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